発達障害児の子育ての悩みから「うつ状態」になり、人に会うのが嫌になってわが子がかわいいと思えなくなるほど病んでしまった経験がありました。
発達障害の息子に疲れ!私がうつ病に
息子が発達障害です。幼稚園時代からほかのお友達に手がでました。思うように言葉が出ないので思わず手をだし、それがお友達の顔面にあたり顔を傷つけてしまうのです。何度も幼稚園から電話がかかってきて何度も親御さんに謝りました。
キズパワーパッドにお菓子をつけてお詫びとともに渡したり、家族全員で謝りに行ったこともあります。そんなある日あるお母さんに言われた一言で私は深く傷つき、幼稚園のお母さんすべてが敵に見えてしまい、お迎えに行けなくなりました。
当然怒りは息子に向き、ひどい言葉で彼を叱ったこともあります。
そんな日が続き、とうとう笑えなくなったしまったのです。すべてにやる気が出なくなり、泣いてばかりいました。メンタルクリニックにうつ状態と診断され、今は薬でコントロールしています。
改善するために
薬を飲み始めてうつ状態は脱しましたが、この薬は飲み続けないと離脱症状がでて悪くなってしまいます。
薬に頼らずメンタルを良い状態に保つためにいろいろな本を読みました。その中で出会ったのが「うつを治すには運動」という言葉です。そこで私は毎朝30~40分のウオーキングを始めました。朝日を浴びながら体を動かすことでセロトニンが活性化し、やる気がみなぎってきます。これは歩き始めて1週間ほどで効果がでました。
そして大好きだったビールをやめて、ビールの代わりに「リンゴ酢」を飲むようになりました。アルコールは睡眠を阻害しますのでアルコールをやめてから深い睡眠がとれるようになり、朝起きてすっきりしています。
さらに食事の面も気を付けています。タンパク質不足を補うために「プロテイン」を一日20グラムずつ飲むことにしています。これによりさらにメンタルが落ち着いてきました。
いつか卒業するために
歩き始めて1週間ほどで気持ちが前向きに、明るくなってきました。そしてアルコールをやめたことで朝の目覚めがよく、すっきりとしています。朝起きた時の胃のむかつきもなくなりました。プロテインを飲み始めたことで食欲が減り、体重が減り、肌つやがよくなってきました。これは期待していなかったのでうれしい誤算です。
うつは薬を飲んでいたら大丈夫と思って過ごしてきましたが、自分で食事、運動、睡眠に注目して改善することによってかなり調子が良くなってきました。
もちろん月に一度の受診は行って医師に現在の状況を聞いてもらっています。自己判断で薬をやめるのは絶対によくありませんから。医師からは、まだ「薬を卒業しましょう」と言われていませんが、いつか卒業できるといいなと思いながらゆるっと取り組んでいます
まとめ
子育て中のお母さんやお仕事でストレスの多いサラリーマンの方、経営者の方など現代社会に生きるすべての人に「散歩」「禁酒」「プロテイン」をおすすめしたいです。
ストレスフルな現代社会においではすべての方が「うつ状態」になる可能性があります。うつにならないためにメンタルを整えていくことが誰しもに必要なことではないでしょうか。さらに今年は、コロナ禍で人に会えず、メンタルを病む人が増えているます。
警察庁の調べによりますと今年の自殺者は5か月連続で前年より増えているそうです。そんな時代だからこそ外に出て「歩く」だけのさんぽを生活に取り入れてセロトニンを活性化させてみたらいかがかと思います。