【0歳児】アレルギー、小児アトピーの悩みの体験談です。今回は現在は2歳になる息子さんですが、生後1ヶ月からアトピーの症状があり、悩み苦しんできた体験談です。しかし、ステロイド治療によりなんとかここまで回復したということを今回は報告してくれたので、参考にしていただきたいと思います。
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アレルギー・アトピー小児の悩み・改善した体験談
現在2歳2ヶ月になる息子についての悩みです。最後1ヶ月を過ぎたごろから、徐々に皮膚に湿疹ができるようになりました。
初めは乳児湿疹かな、くらいでそこまで気にしておらず、1ヶ月検診で病院を受診した時にも相談しましたが、よくある事として保湿剤を処方されるだけでした。でも一向に良くなる気配はなく最後2ヶ月になる頃には顔が赤く目の周りにも飛び火のように広がっていきました。
だんだんと、腕や足は肌着で擦れた所から滲出液が出るようになり、乾くと洋服にくっついて取れないほどにまでなりました。頻繁に小児科を受診していましたがもうこれは病院を変えるしかないと思いまずは近所の皮膚科へ行くことに。
すぐにステロイド剤で治療してもらい大学病院へ紹介状を書いてもらえました。
アレルギー完全除去生活
今まで通っていた小児科ではなく専門の病院へ連れていき、そこで大きな大学病院での治療をスタートしました。大学病院までは自宅から車で15分の距離にあり、月1回の定期受診で変化を細かくチェックしながら改善に向けて治療を進めました。
大学病院では、食物アレルギーの疑いがあるとの診断で、血液検査で反応する物質を調べてもらいました。結果、卵白、甲殻類、ナッツの食物アレルギーに加えネズミの動物アレルギーがあることが判明しました。
当日母乳8割くらいでの育児だったので、私が食べたものが直接母乳をつうじて息子にうつっていっていたため、先生と相談の上、最後5ヶ月になる頃には完全に母乳を経ちました。
私自身も卵や甲殻類、ナッツ類を除去した食事に切り替えました。毎日食べたものを日記につけ、先生に提出して食生活のアドバイスを頂いたりしたものの、どうしてもごくわずかな量が出汁に混ざっていただけでも反応してしまうため完全にアレルギー物質の除去はできないとの判断でした。
ストロイド治療により改善
完全粉ミルク育児とステロイド剤での育児に切り替え、あっという間に息子の肌は生まれた頃の赤ちゃん肌に戻っていきました。離乳食はお米、手作りのパン、野菜などを中心にした手作りの物を食べさせました。
完全にきれいになってからは、アレルギーでの抗体を作る治療です。治療といっても、少しずつ卵を食べさせて体を慣らしていくと言う方針で、食べるとすぐにまた皮膚に湿疹ができては薬で治すの繰り返しでしたが、1歳半を迎える頃には、卵でのひどい湿疹が出ることはほとんどなくなりました。
息子はパンが大好きなので、市販のパンを食べたり、水族館のふれあいコーナーで蟹や海老に触ると湿疹が多少出てきたりはしますが、月齢が上がる毎に頻度も少なくなり今ではきれいなお肌だねと褒められるほどになりました。
冬の乾燥の時期には赤くなったり、関節に湿疹ができたりしますが、定期的な受診はなくなり、ステロイド剤をお風呂あがりに塗るくらいで普通の生活ができるようにまで改善しました。
一人で抱えまない
どうしても子供の病気や治療を進めていく上でママは1人で抱え込んだり、なかなか良くならないと塞ぎ込んだらしてしまいがちです。通いやすい病院を選んだり、相談しやすい先生を探すことで新たな解決策が見つかり気持ちも楽になります。
私の場合、同じように食物アレルギーの酷い子たちが集まる支援センターのセミナーに行って話を聞いたりそこでできたママ友とは同じ悩みを共有できたりするので、とにかくひとりで抱えないことを意識していました。
まとめ
アレルギーのない子供は珍しいと言われる事態ではありますが、酷いアレルギーや病気を持つお子さんの子育て中のママやパパには良いと思います。簡単なことのように思えますが、インターネットの情報に踊らされずに、その子の個性と捉えて専門家の判断を聞いたり同じ悩みを持つ人たちと情報交換をする事から、最適な解決方法が早く見つかります。
私は今では第二子を出産し、授かった次男も10ヶ月になりました。長男ほど酷くはありませんが、やはり遺伝なのか最近湿疹が出てきたのですぐに受診し、様子を見ながら薬治療をしています。そのおかげであの時長男の酷くただれた肌に薬を塗りながら涙を流した頃を思うと、楽に育児ができています。主人も気にかけてくれ、与える食べ物にはお互い気をつけたり、お風呂できれいに洗ってくれたりしています。