夜も眠れないほどのひどい痛みと頻尿に苦しんだ間質性膀胱炎の症状をなんとか軽減させたいと考えていました。私自身が悩み苦しみ色々とリサーチした結果、なんとか軽減することに成功したのでその方法をまとめます。
【間質性膀胱炎】苦しんでいる人向け・改善法紹介
最初は、普通の細菌性膀胱炎で、近くの泌尿器科で診察を受け、クラビットなどの強い抗生剤を処方されましたが、ほぼ変化はなく、別の泌尿器科に行き、これまでの経過を伝えたところ、セフェム系の抗生剤を処方され、尿内の細菌はなくなりましたが、膀胱や尿道口の痛みはまったく変わらず、相変わらず夜も眠れず苦しんでいました。
そんな状態をみて医師は更年期障害なのではないかと判断し、漢方薬の当帰芍薬散や清心蓮子飲などを処方されました。が、症状は変わらないばかりか、痛みがさらにひどくなってきました。膀胱鏡もおこなってもらいましたが、異常はないということです。
自分なりにサイトで検索したところ、間質性膀胱炎の症状がかなり当てはまると感じました。しかし、どの泌尿器科の医師も、この病名を知ると及び腰になってしまうのです。
間質性膀胱炎とは
サイトによると、間質性膀胱炎という病名を確定させるには、膀胱水圧拡張術をしなくてはならないということです。治療の一環ともなるということですが、この手術で完治することはまれということも数ある患者ブログから知らされました。
とりあえず、この病気を専門に研究されている医師をたずね、診察を受けましたが、診断をつけることはできるが、完治するかということについては何もおっしゃいません。
その医師の表情から、私は、手術を受けることは断念しました。病気に対して自分でできることを模索してみました。まず、飲んでいた漢方薬をやめました。
サイトを閲覧して、この病気にNGの食品と問題のない食品を調べ、なるべくそれに沿った食事をすることにしました。
しかし、これも人それぞれ違うので、失敗することも多々あります。そして、痛みと頻尿のため、不眠に苦しんでいたため睡眠導入剤を心療内科で処方してもらいました。また、使い捨てカイロを患部付近に常に当てておきました。
効果は?
1年ほどは、症状も良くなったり、悪くなったりで、見えないトンネルに入ってしまったような暗い気持ちでいっぱいでした。テレビを視聴するのも、家族と会話をすることも煩わしく常に泣いているような状態でした。
あまりに痛いとうずくまってしまうこともありました。しかし、睡眠導入剤が効いてきたのか夜の数時間は熟睡できることも多くなり、眠れないことによる身体のだるさや辛さがやや減少してきました。
しかし、痛みはなかなか、薄れることはありません。ひどいときには、下半身のすべての関節までがズキズキ痛み歩くこともできなくなります。食事内容を何度も見直してみます。同じ食品をあまりに続けると、良くないことが分かってきました。
牛乳なども毎日続けると、悪化するようです。かろうじて症状に影響がないのは、ゆでた野菜やこんにゃく、芋類、ご飯、パン、味付けをしない肉類、果物はほとんどNGということを発見しました。飲み物も薄いお茶、お湯ばかりです。
冷水もよくないようです。そういったことに気を付けて生活していくうちに、膀胱付近が温まってくるのを感じました。カイロも功を奏しているのか痛みも少しづつですが軽くなってきています。
まとめ
多々ある情報にいたずらに追従せず、自分の適性に合った方法を考えている方に向けたいとかんがえます。この病気はまだ、これといった抜本的な治療法はないということや原因も明らかにされてはいません。
研究もあまりすすんではいないので、現在の医療にまかせても、はかばかしい結果は出ていないようです。原始的な方法ではありますが、どちらにしても、まったく完治することがないということならば、自分で、少しでも症状を軽くするための療法を見つけることが、一番納得できるのではないかと思われます。病気とある程度は共存して、日常生活を穏やかに過ごしていこうという目的が持てる方におすすめしたいと思います。