ライフスタディ

【感情のコントロールができない】どうして自分ばっかりと被害妄想から脱却する方法

自己肯定感が低く、自分を否定したり傷つけたりする行動や周囲から攻撃されていると感じる被害妄想から脱却する方法について。

【自己肯定感が低い人向け】わかっているけどできない被害妄想から解決する方法

10年近く前のことになりますが、私は当時著しく精神的に問題を抱えていました。自己肯定感が低く、自分は誰からも受け入れられない価値の無い人間だと思っていたのです。外に出ることも難しく、半ば引きこもりのような状態でした。

感情がコントロールできず、突然怒りが爆発するなどして周囲を困らせることが多々ありました。ある夜のこと、私は自分の顔を何度も殴打しながら暗い家の中をさまよっていました。顔を殴打する音で家族が目を覚まして私に気付くのを期待していたのですが、なかなかそうはならず、私の顔面を殴打する行為はエスカレートし、それに加え部屋の中で音楽を大音量で流しました。

その音で家族はようやく目覚め、私の地だらけの顔にも気づき大変驚きました。程なくして、家族は地元のカウンセリングルームを見つけてきて私をそこへ連れていきました。

無意識とルーティンを大切にする

カウンセリングを通して私は自分を肯定するための様々な方法を学びました。多くは自己暗示のような方法ですが、他にはルーティーンの様な方法もあります。

例えば、日々の繰り返しは実は大切なもので、朝起きて布団を畳む手順や食後に歯を磨くこと、着替える順序など、普段何気なく繰り返している癖のような行為が気持ちを整える上で重要であることを知りました。

特に私自身意外と感じたことは無意識を利用するということです。言うなればすべてを無意識に委ねるということです。

はじめのうちは意識が邪魔をして思い通りに動けないこともありますが、ルーティーンを通して無意識に頼ることを習慣づけることで自然と自動的に動けるようになります。特に考えもしないのに思い通りに動くことができ、そのことによって自己肯定感も上がるのです。

周囲の視線も気にならないように変化

自己暗示のような言葉としては様々なものがあり、状況によって使い分ける必要がありますが、あらかじめどんな気持ちの時にどんな言葉を唱えるかを決めておけば、段々と慣れていきます。

私の場合も言葉そのものを覚えられないことが多くありましたが、慣れていくにつれ自然と言葉が浮かぶようになりました。嫌な気持ちが湧いてきた時にそれに対応する言葉を唱えるうちにその嫌な気持ちは消えていきました。

また、日常生活のなかでのルーティーンを意識しながらそれを体に馴染ませると、頭の中はいつの間にか静かになっており、穏やかに過ごすことができるようになりました。周囲の視線も気にならず、自分を否定する言葉も浮かんでこなくなりました。

まとめ

特に自分自身を責めてしまう人には実践して欲しいです。学校や職場でいつの間にか浮いてしまい、話の輪に入れて貰えなかったり、自分自身が話し始めると場の雰囲気が白けてしまう人は、気づかないうちに周囲から嫉妬され低く見られている可能性があるらしいのです。

本当はなんでも出来るほど実力があるのに、それを周囲からの嫉妬によって潰されているのです。誰もそんなことには気づかないので、本人は自分に問題があると思い込み、自己肯定感の低下に繋がってしまうのです。

自分を否定するような不快な思考が浮かんだときは、それを自分のものとしないことで気持ちを落ち着かせることができます。カウンセリングを受けることもおすすめです。

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大阪府在住のsansensomokuと申します。大学受験・高校受験・中学受験を担当してきた専業家庭教師です。いろいろテーマで文を書き、いい情報をお伝えできればと思っております。

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