胃もたれ。加齢によって若かった頃に比べ、ずいぶんと少量で胃もたれが起きるようになってしまいました。胃もたれ解消のヒントは臓器を休ませることでした。では臓器を休ませるために簡単にできる胃もたれ解消法とはいったい何でしょうか?
【胃もたれ悩み】私の解消法を紹介
まさに、タイトル通り胃もたれです。若い頃は誰しもが体力にあふれているものですが、それは食べる量、飲む量にしても同じこと。
歳と共に、ちょっと食べ過ぎても飲み過ぎても、翌日どころかその日の夕方には、胃が不調を訴えてくるようになってしまうものです。
(もちろん個人差はあって、まったく問題のない方もいらっしゃるとは思います)さらには体重の増加。見た目がよろしくなくなってしまう以上に、下半身に負荷がかかって膝痛、腰痛、足の痛み等、種々の疾患を引き起こし、ストレスの元となっていきます。
当然、この分を書いている私も例に漏れません。正確には漏れませんでした、と書くべきですが。
この記事では、その解決策のひとつをご紹介したいと思います。
胃もたれと体重増加への対策
非常にシンプルなひとつの行動によって、嘘だったかのように雲散霧消します。それは、食事回数を減らすこと。
おっと待ってください、
「そんなことしたら余計に疲れる!!」
と、記事を閉じてしまう前に、ひとつのことを思い出していただきたい。人間は慣れる動物です。
どんな過酷な環境にも順応したからこそ、これほどの繁栄を誇っているのが人類です。
そして、もともと我々は飢餓に対する防衛策を本能の内に持っているのです。
と、いうことは。少しぐらい食事を抜いたぐらいで、身体が変調をきたすほど、我々はヤワな構造をしていないということです。
むしろ、常に休みなく動いている臓器を休ませてあげることで、体調、特に胃もたれは改善するのです。
要は、お酒を飲む人が休肝日を設けるようなものです。このシンプルな対策によって起きることは、やはりシンプルなひとつの結末です。
胃もたれの解消
体重増加への歯止め。そして、じつはこれがなによりも重要なのですが……
「一回の食事を、かつてのように楽しめること」
これこそ、最大の変化。
食事回数を減らして胃腸に余裕が出てくれば、当然、胃腸が受け付けてくれる食事の量も増えます。ご飯をおかわりしても、少しばかり多量の水分をとっても、刺激物を多めにとっても。
そしてちょっとお酒の量で羽目を外してしまっても。
もう一つの変化は、
「結局のところ、人類はそんなに一日の中で食べまくる必要なないのだな」
と、悟ることです。
現代の文明が、人間を完全なる飽食状態に置くことに基礎があると思うと……。
生き方さえ、変わりそうな気がしています。” ”
胃もたれで悩んでいる人におすすめ
もちろん胃もたれに悩んでいる方です。どちらかといえば、年齢を重ねている方が対象になっていくと思われますが、若くても体質によって同じ悩みを抱えている場合には、試す価値があるでしょう。
ただし、ひとつだけ注意していただきたいのは、「過度な断食は厳禁!!」
だということです。
人間は慣れる動物だと書きましたが、逆にいえば慣れていないこと突然はじめると、たとえ理に適っていた行動だとしても、身体がその急速な変化についてこれずに、悲鳴をあげてしまうのです。
ですから、食事回数を減らす場合は、たとえば必ずおかわりをする場合であれば、まずそれを止めてみる、というように、ゆるやかに変化させてください。それを一ヶ月も続けていると、いつのまにか一日二食程度で平気で、元気な身体が手に入っているでしょう。個人差があるので、食事回数を減らさない方がよい方もいらっしゃいます。やってみて、合わない場合には決して無理をせずに中止してください。