アラームを10回設定してもなかなか起きられず、休日は一日中寝て終わってしまう過眠症に悩んでいました。
低血圧による過眠症の悩み!改善策を紹介
元々低血圧な私は朝に弱く、寝る時間に関係なく朝起きることが苦手でした。スマホのアラームは10回ほど設定し、それでも起きられず寝坊して慌てて家を飛び出して出社することも多々ありました。病院で診てもらうと、自律神経失調症と言われ、体温調節などが上手く出来ない体質なのだそうです。
朝は家を出ると光が眩しく感じ、それだけで頭が痛くなることもしばしばあります。休日は昼過ぎまで寝てしまい、寝てた寝ても疲れが取れず、夜に早く寝ようと思っても焦燥感から眠れずに、体内時計もボロボロになってしまいました。
それでも仕事を休むわけにはいかず、朝起きれないことが心配で、そのまま寝ずに出社することもあり、身体の限界を感じました。
過眠症対策
医者に勧められたことは、太陽の光を浴びることでした。最初は光が眩しく感じる為に頭痛が起きてしまい、なかなか慣れませんでしたが、夜は少しずつ眠れるようになりました。また、眠る直前にお風呂に入ることで体温を上げるように心がけました。
それでも朝起きようとしても疲労感が凄まじく、なかなか起き上がれず、睡眠の質が悪いということに気が付きました。しばらく悩んでいましたが、あるネットの記事で、水分不足のまま睡眠すると、眠っている間に体内の水分の数%が失われ、血液の循環が悪くなるという情報を目にしました。
私はトイレが近い方なので、寝る前には飲み物を控えていたのですが、敢えてコップ2杯の水を飲むようにしました。結局のところこれが最も改善に近い方法だということに気が付きました。
寝る前のコップ2杯の効果
寝る前にコップ2杯の水を飲むことを心がけましたが、最初はなかなか飲みきれないこともありました。そこで湯船に浸かる時間を長くすることにしました。身体が火照っている状態にすることで、コップ2杯の水をごくごく飲めるようになりました。すると不思議なことに、朝は尿意で目覚めるようになりました。
アラームで起きれなかったのに、まさか尿意を利用して起きれるようになるとは思いませんでした。そしてさらに驚いたことは、普段よりも睡眠に満足感を得られたことです。
あれ、まだこんな時間?と思うようになっていたのです。体内の水分量が疲労の回復に不可欠であることを身をもって実感することが出来ました。また尿意で目覚める為、いやでも起き上がってトイレに向かいます。布団から出て体を動かすことで、知らぬ間に目覚めることができるようになりました。
おわりに
朝が苦手な人は多いと思います。自分はアラームや睡眠時間のことばかり気にしていて、睡眠の質について理解していませんでした。コップ2杯の水を飲むだけで睡眠の質が向上し、朝はトイレに向かうことで強制的に体を起き上がらせることができます。
元々朝は強いという人ももちろん、日頃の疲れを癒すことで、日中の仕事のパフォーマンスが上がるのではないでしょうか。また、暑い季節には寝ている間に沢山の汗を掻くと思います。
知らずのうちに脱水などの症状になることや、免疫力が低下することも考えられますので、寝る前にコップ2杯の水を飲むことを、特に体を動かす仕事をする人や、年配の方におすすめします。